上海蘭蘭

中国で工場経営20年、マダム蘭子の日記。

2021 コロナ禍的就活スタイル

ムスメとムスコは、オーストラリアの大学に行っている。

去年の11月日本に帰国してから、現地へ戻れていない。

オーストラリアは、今でも厳しい鎖国政策をとっていて、軽い気持ちで帰国した2人は戻れなくなってしまい、あれからずっと オンライン授業を受けている。

観光や留学生ビジネスは、オーストラリア経済を支えてるので そんなに長く鎖国は続かまいと睨んでいたが。。

ムスメは今年の12月に卒業を迎える。オーストラリアでそのまま仕事をしたいと考えていたが、この情勢では、最悪のことも考えて日本での就活に踏み切った。

 

①プログラミング学習開始

②ユニクロで就活スーツを購入

③写真館に行って写真を撮る。

④ズーム面接用ライトをドンキで購入。

⑤自己紹介動画を携帯で何度も撮って練習。

 

彼女がまず、取り組んだことは、プログラミング学習。マコナリ社長でお馴染みの、テックキャンプに入学し、大学の休みの間朝から晩までどっぷりと 取り組んだ。そこには 新卒の彼女とは違い、現状に満足出来ない方や、将来を変えたいと真剣に取り組む転職組の仲間達。真摯に取り組む姿にかなり感銘を受けたらしい。それまでは、日本で就活と言っても、日本の会社の事も 自分のやりたい事、出来ること、何も真剣に考えた事がなかった。どこかお花畑状態だったらしいが、テックキャンプで学んでガツンときたようだ。

時代的にプログラミングを学べば就活にもプラスだろうし、世界で通用する。どうしても日本や職場が合わない時、飛び立つ武器になると、説得された。

彼女の申し出に、車の合宿免許費用をプログラミングスクールにあてた。

(実際 もっと高いんだが。。。)

プログラミング学習もそうだが、就職アドバイザーの人が色々な会社を提案してくれたり、相談にも乗ってくれる。日本に何のツテもない彼女にとって情報収集の為にもかなり助かったらしい。

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コロナ禍の今就活戦線は例年になく厳しい。

ママ、ちょっと日本語変かなぁ。見てくれへん?

と言うのでESチェック。

ちゃんと書いてるので少し驚いた。自分の言葉で書けてると、思った。

 

②の就活スーツは、本当にピンからキリまで色々探して歩いた。しかし結局ユニクロに落ち着いた。値段の割にしっかり作り込んである事は、皆が認めているところ。

 

③これは結構大事なポイントだと思う。ちゃんとした写真館でしっかり奇跡の一枚をゲットしましょう。

 

④ムスメの場合は100%ズーム面接だったので、このライトは必須。まあ今の子は持ってるだろう。

 

⑤自己アピールなどは、時間を決めて何度も動画に撮って練習していた。そして自分がどういう表情で喋っているか、などを分析、修正など。

 

実際の面接は写真のように、上半身をしっかり作り込む。メイク、ヘアースタイル。

そしてズームにうつらない下半身は、短パン。。。。だった。

コロナ禍で、厳しいだろう、就職戦線。

最終面接までいって、ダメだった時は、やっぱり結構凹む。

こちらもどのように声かけていいのか。。。

始めての内定の連絡が来たときには、昼間だったが、かっぱ寿司でカンパイのハイボールを飲んだ。

思いもかけずに日本で就活をすることになった娘だが、最終自分の一番行きたいところにとってもらう事ができた。

かんばっているところをずっとそばで見ていたので、私もとても嬉しい。

よかったね。