上海蘭蘭

中国で工場経営20年、マダム蘭子の日記。

海外在住、ポンコツオンナが金融公庫に融資を受けてみた。その①

オーストラリアから息子と一緒に日本に帰国し

エアビージプシーの日々。

私の日本の会社、コロナの波を受けてよろよろと傾きかけていた。

これはヤバい。

しかし、私の客様もすっかりへたっていて、当分オーダーも望めない様子。売上は前年度と比較して3分の1以下。。

会社を存続させる為にはまず資金投入せねば。

売上はなくとも、社会保険料などの固定費はのしかかる。

色々調べて 今はコロナ貸付というものがあって、金利もかなり安いらしい。

ただ、私は海外在住者なので、日本の会社の登記は、田舎の実家にしている。

出来るのか?

とにかくまず、公庫に電話して聞いてみる。

 

脱線するが、実家の近くには最近ツキノワグマが出たらしい。

怖〜❗️

市役所のHPを見たら鹿に気をつけようとか、イノシシに遭遇した時の対処の仕方とか載ってて笑える。

ムスメに言ったら、

へー、ジブリじゃん。。。と言われた。

 

とにかく、勇気を振り絞って電話した。

そして色々説明したのだが、実家に登記していても私はそこに住んでいないし、事業の実態もそこでは見えない。

だから融資は無理。

けんもほろろ〜。

若そうな担当者は言った。

もし貴方が今東京に居てそこで営業活動やっているので有れば、そこの管轄の公庫に相談に行って見て。と言われ、ちょっと怯んだが、やってみることにした。

 

電話ではなく、今滞在している管轄の公庫に直接アポ予約をして、相談に行った。

ホームページを見て資料を揃えた。取得が難しいものは特にはない。

①確定申告の書類と決算書類二期分

②法人の登記事項証明書

③最近の売上が把握出来る資料

これらを持って突撃。

窓口で話しを聞いてくれた方は見かけはちょっと怖い感じの方だったが、話してみると、ちゃんと話しをを聞いてくれる。会社の仕事内容や、法人の登記場所は実家だが、今現在は東京にいる事などを説明した。

今はへたっているものの会社自体は、まだ回復する可能性がある事など。

 

説明終わって、その方が、じゃあこの必要書類集めて。数日したらウチの担当者から連絡さしてもらうから。

と、言われ、必要書類の軽い説明を受けた。

 

ぬぬ?

これ もしかしていけるんじゃね?

という感触。

大きな会社でもないし、人の参考にもならないかもですが、海外在住者の方には少し役立つ事もあるかなと思う。

中国の会社とは別に小さいながらも日本の法人を持っている理由は色々あるが、やはり子供がいるので社会保険をキープしたいと言う意味合いが強い。

また 一部の売上を日本円で得られるようにしておくのは、日本人である自身のためであり、中国と言う国でビジネスをしている事のリスクヘッジかな。

もう少し 具体的に書いていきたいので続きは次回で。

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